ラッキーの不定期更新ブログ

好きなものや人についてただ考察します。考察というより押しつけがましいプレゼンに近いです。お笑いや漫画が好きなのでそっち方面が多くなるかもしれません。

疲れたときに見るくっきーの作品

 

 

勉強で疲れたとき、仕事で疲れたとき、人間関係に疲れたとき、くっきーの作品を見ると悩んでいることがどうでもよくなります。

くっきーというのは野性爆弾のくっきーのこと。(本名:川島邦裕)

ある日突然くーちゃんからくっきーに改名されましたが、すっかりくーちゃんというニックネームに慣れていたので「なんで!?」となりました。

てっきり、相方の城野さんの愛称がロッシーだから、くっきーとロッシーにして語呂をよくするためかな(?)と思い、改名理由のインタビュー記事を見てみると...

 

www.oricon.co.jp

 

※2015年時点です。

 

 

くっきーの作品例。

似顔絵

だいたい横に「好きな人が優しかった」という謎のメッセージが入る。

ちなみにこれはブラックマヨネーズ吉田さん。

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ケーキ

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 フィギュアのようなもの

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なぜかえるに人間のような顔がくっついているのか、その顔がブツブツなのかは画像の右上を見ればわかる。

ちなみに野性爆弾ブラックマヨネーズは大阪NSC13期の同期。

 

 

顔真似

だいたい顔を白く塗る。

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オールザッツ漫才はくっきーのコスプレ披露の場。

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スヌーピー
 

 

 

ちなみに相方のロッシーさんは天然。他の芸人さんが話すエピソードには度肝を抜かれます。

ツッコミなのにツッコまないことが多々。基本的にくっきーが好き放題することを見守っている。

 

即興ソングや替え歌で、くっきーが真横で急に大声を出したときも椅子から落ちて驚く。

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横でくっきーがコンビ名にまつまる明らかな作り話をしているときも、何かを思い出しているような様子。

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野性爆弾は他芸人が言うように本当に「野性の爆弾」。

疲れて家に帰ってきた夜、くっきーの破壊力とロッシーのほほんさには癒されます。

久々の更新と前回の反省

 

 

 

気がつけば前回の記事から約1ヶ月ほど経っていた。

 

 

というのも、ブログを誰かに見てもらうよりも思っていることを書き出してスッキリしようというスタンスでやっています。(ツイッターの壁打ちアカウントのような感じ)

自分の好きなタイミングで好きなことを呟くといった自分本意なブログの使い方をしようとあらかじめ決めていました。

そしてその結果この日数が空いていました。

自分でもなぜ始めようと思ったのかが謎ですが、やはり自分の書いたことに顔の見えない数人の誰かが共感してくれたら嬉しいなと、そんな平凡な理由に行き着きました。

女性は共感の生き物と言いますが、自分にもこの面があったことに驚きを隠せません。

 

 

さて、記念すべき第1回目のチュートリアルについての記事ですが、自分で見返しても目眩がするレベルの長さですね。はてなブログの長さの相場はわかりませんが、他の方の記事をちらっと見ると自分の記事が「ああ長いな」と実感しました。

そして無編集なので延々と同じ大きさの文字が続いていて読むのに疲れる。せっかく文字を大きくしたり色を変えたりといった機能が備わっているのにも関わらず、完全スルーした自分の無精さに呆れます。

 

内容に関しては私情と偏見が織り混ざっていたので、たぶん昔からのファンの方や好きな方は怒るだろうなー...と思いながら、公開するときもその覚悟でクリックしました。DVDや番組、ご厚意でいただいた昔のVTRをもとに遡れるだけ遡って書きましたが、どうやら限界があったようです。

とりあえず伝えたいことを脈絡なく書き綴ったので、冷静になり客観的に見てみるとTHE・自称お笑い評論家のようでイラッとくる。の一言に尽きますね。

お笑いコンビの関係性や方向性ついてはたぶん第三者が語れるような単純なものではないと後々気づきました。そもそもが特殊な職業なので、テレビで観るだけではわからないことはきっと山程あります。学生時代から友だちのコンビならなおさら当事者しか知り得ない葛藤がすごいだろうなと。

裏のごちゃごちゃは知らなくてもテレビで明るく面白かったらそれでいいですが、コンビ仲も引っくるめて芸になってる部分がどのコンビもあると思うので焦点を当てました。

 

 総合的に言うと、なけなしの知識のまして素人じゃ触れてはいけない部分にズカズカ踏み込んでしまった感が拭いきれない。それこそ本業の方からの大きなツッコミが入っても良いかもしれません。

 

 

 

ここまでが前回の反省会です。

次回はもっと肩の力を抜いてゆる〜い感じで記事を書きたいと思っています。

私の人生の中でも空前のお笑いモーメントが起こっているので、やっぱりしばらくそっち方面の記事が多くなるかもしれません。

反省会の元も子もない。 

 

 

 

好きな芸人・チュートリアルについてつらつらと綴ってみた

 

 

 

初記事です。

好きな芸人、チュートリアルについて好きなように語りました。

プロフィール欄にも書いてあるように、考察というよりはプレゼンに近いです。

それでもお付き合いしてくださる方は以下の前書きをお読みください。

 

若干闇の部分が入っているかもしれませんが、ここを掘り下げないとこのコンビのことは語れないのでご了承ください。

好きというのは盲目。本当にその通りで、この記事にも個人的な感情が満載です。事実だけ書くのも味気ないなと感じたので憶測も多々あります。

長い。 

あやふやな記憶を頼りに手の動きに任せて書いています。情報やエピソードのソースはバラエティーやラジオやライブやインタビューやレポートなど様々ですが、一個一個注釈するとキリがないので割愛する部分もあります。特筆すべき点だけ取り上げます。

普通に漫画やアニメが好きなので、唐突にキャラクターなどでの無理矢理感ある例えが出てくるかもしれませんがスルーして構いません。

 

 

 

⬛️

 

 

 

まずは「チュートリアル?誰それ知らない」といった人のために簡単に説明する。

 

立ち位置は向かって左。NSC13期生だがブランクがある男前な徳井義実

立ち位置は向かって右。NSCに通っていない歯が大きめな福田充徳

 

まず、周りとの芸歴の比較がややこしい。

早い段階でテレビ出演を果たし関西でレギュラーをもらえたエリート。

2001年のM-1でボロボロに挫折したあと、2006年にM-1グランプリで自転車のチリンチリンについて熱く議論し優勝した。
現在もいろいろとレギュラー番組がある中堅お笑いコンビ。

 

▼チリンチリン

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白スーツの男前と顔がテカテカして歯がガタガタの金髪の大学生

スーツの男前と顔がテカテカした仮歯のお兄さん

スーツの男前とガリガリのおじいちゃん

スーツの男前と丸さを取り戻したおじさん

 

と風貌が若干変化している。

のちにこのテカテカは、体質もあるが出番前にワセリンやベビーオイルを顔に塗っていたことが判明する。

はてなブログの機能で、下に線が引いてある単語の辞典が出てくるが情報が遅れている。徳井さんの体重が63kg、福田さんの体重が60kgとなっているが、見るからに3kgの差ではないと思う。

 

 

 

⬛️

 

 

 

コンビのことについては後ほど詳しく書くことにして、まずはそれぞれの個人的な見解を項目ごとに書いていきたい。

 

徳井さん

 

1、ハンサム

あえてこれに触れるのもどうかと迷ったが、後々便利な材料となってくるので書いておこうと思う。

今でこそ歳を重ねているものの、若手の頃から本当にハンサムだった。M-1を獲り爆発的に売れる前からハンサムということで有名だった。以前関西にbaseよしもとという若手芸人がネタを披露する場所があった。(今はNMBの劇場に変わっている)2000年代前半に若手芸人が集まっていた頃はbaseよしもと黄金期と言われており、若手芸人らしからぬ人気と集客力があった。ネタを一切披露せずジャニーズやモー娘。の曲をかっこよくかわいく歌うというイベントで何万人も集客するという異常事態が起きていた。

特に、次長課長井上・ロザン菅・キングコング西野など芸人離れしたルックスの芸人は2000年に設立した『よしもと男前ランキング』の上位常連で、アイドル並みの人気というよりはもはやアイドルであった。その中で2003年から3年連続1位となりいち早く殿堂入りしたのが徳井義実である。

大きな目、高い鼻筋、キリッとした眉、178cmの身長とそれに反した小顔。幼少期の写真もとても可愛い。

最近雑誌で発表された抱かれたい芸人ランキングでも1位である。

一度番組の企画で痩せたときは本当にただのシュッとした男前になった。

 

バラエティー番組で、イケメン若手俳優・人気アイドルと紹介されゲストで出てきた人よりも

「...徳井の方が小顔じゃない?」

「徳井の方がかっこよくない?」

と一瞬でも感じてしまったことがある人は静かに挙手してほしい。

 

突き出た胸とぽっこりお腹がご愛嬌である。

そしてたまに口元が歪んでいると言う人もいる。(むしろ顔の欠点がこれくらいしか出ないのもすごいが)

なのであくまでも「イケメン」ではなく「ハンサム」なんだと思う。

 

歳をとって老けたと言う人もいるが、タバコや飲み会などの芸人らしい乱れた生活習慣のツケが多少なりとも回ってきているのだろう。

むしろそこまで外見のことを気にして生活していたら、いくらハンサム芸人といえどもさすがに異常である。

 

 

2、芸風

外見のことを長ったらしくつらつらと語ったが、私が真に惚れた部分はこのハンサムさを全てぶち壊し台無しにする変態的なキャラだ。

本当はこちらを先に述べたかったが、見た目と相対的に書くために上の項目を最初にした。

 

初期のネタではそこまでぶっ飛んではいなかったし、バラエティーでも立ち振る舞いに迷いがあるように見えた。いつからこのキャラクターになったかは明確にはわからない。気づかないうちに徐々に徐々に加速していったのかもしれない。

R-1グランプリで性欲の化け物に扮したり、頭から女性用の下着を被ったりと、エロを貫く姿は清々しいとまで錯覚してしまう。

 

「エロって言っても限度はあるでしょ?」と思う人もいるかもしれない。そりゃゴールデンの番組ではオブラートに包むだろう。

しかし、深夜番組では発言にピーが入ることもしばしばである。トークライブ(主にエロ三羽ガラス)では地上波では到底流せないような内容も飛び出していた。ネット番組では、弟子でありエロの悪友でもあるピース綾部さんとともにはっちゃけて男子高校生のような妄想を実現させていた。

男性はよくご存知かもしれないが、BSスカパーで不定期で放送される『チャックおろさせて〜や』は確実にアウト案件だ。まずタイトルからして引っかかる人もいるかもしれないが、変化球ではなくそのままの意味。内容も全編そんな感じである。徳井さん自身は司会なのでVTRに出演することは少ない。ゴールデンのキラキラしたイメージを崩したくない人は是非観ないことを推奨するが、こういうどストレートな番組も飾らずにしちゃうので同性からの支持も集めているかもしれない。

 

芸人という職業に就く前から、幼稚園の頃先生のスカートの中に潜り込んだり、家に親がいなくなった途端人格を変えて妹さんを追いかけ回したり、中学生の頃自分の顔にメイクをしちゃったりしていたらしいので、芸能界に入って内に秘めてきたものが爆発したのかもしれない。

 

徳井さん自身、男前ということは芸人にとって不利だと思っていたらしく

「武器も持たずに口に薔薇をくわえて戦場に行っているようなもの」

と比喩していたが、元々備わっていた変態性を過剰に押し出したキャラクターと端整な顔立ちとのギャップは、おそらく今までの芸人にはなかった唯一無二の武器となっている。

近年は司会や俳優など華やかで爽やかな仕事が目立つ。しかしこの男の根本はやっぱりエロと妄想と変態性なのである。

 

とはいえ、家電・動物・カープ・バレーボール・バイクなど万人受けする知識も持っている。引き出しが多数あるので番組によって顔を変えて、いろんなキャラクターで対応できる。

『生き物にサンキュー』では熱心にエロを語る面影はなく、いるのは動物好きの優しい男性。

京都出身なのにどうしてカープなのか。子供の頃、周りのみんなが阪神を応援していた。自分は天邪鬼だからカープを応援し始めたらしい。

なるほど、わからん。

元バレー部という経験もあり、応援サポーター的なポジションにも抜擢された。

適度に知識を披露し、適度にボケて、適度にまとめる。真面目とおふざけとのバランスが絶妙で、空気を読む力がすごいなと尊敬させられる。

漫才やコントの他に『しゃべくり007』では顕著だが、パチッとスイッチが入ったかのようにキャラクターを作ったりボケたりできる憑依型。しばしばオネエキャラや女装キャラが出てくるが、キャラなのか癖なのか素なのかはお任せする。

カイタイトキガカイカエドキーや徳井ダンスや性欲のバケモノやでーやカモーンヌなど、一度聞いたり見たりしたら忘れられないような動きやワードをさりげなく残していくのがまた憎い。

 

最近は漫才師というよりはバラエティー番組の司会者として認識している人も多いと思う。癖のない淡々とした進行をそつなくこなす。

そしてそのルックスゆえかドラマや映画に出演することも多々ある。

エリート役・DV夫役・モデル役・オネエ役。

個人的にはどんな役を演じているときでも、実況やTwitterでは役名で呼ばれずに「徳井」と呼ばれているのがツボです。ちなみにジェンダーレスのメイクアップ役は、女装コントのときの口調と何が違うんだ?と思ってしまった。

ドラマ撮影期間中の徳井さんは俳優モードに入っているので、しゃべくりでは大人しくなる。あと綺麗な女優さんなどが来たときも心なしかキリッとしているように見える。

そしてそして、知名度は低いが徳井さんがボーカルのバンドグループも存在する。親しみやすいメロディーに乗せた歌声は甘いが、歌詞はやはり下ネタである。途中まで良い感じなのにサビの最後でパーになる。

 

ピッチャーもキャッチャーも守備もDHもできちゃうオールラウンダーな人である。

 

ここで一応確認しておくがこの人はお笑い芸人である。

 

 

3、穏やかな性格

面白く、才能があり、見た目もかっこいい。ここまでなんでもできちゃうと、女性はともかく同性に疎まれる可能性があるんじゃ...?(男の嫉妬は意外と怖いと聞くしね)

 

月並みな表現だが、たぶん性格も相当良い。

 

共演女優さん曰く徳井さんは「優しさライセンス」を持っているらしい。

同期であるブラマヨ吉田さんは、徳井さんのことをライバル視しながらも最終的に「性格が良い」というのが着地点。

みなさんご存知、徳井さんの心の友であり同居人でもあるスピードワゴン小沢さんも「同期の中で一番優しい男」「優しさランキングでは常に1位」など、内面にゾッコン。小沢さんに関しては中身が少年で天然ボケすぎるため、長兄気質で面倒見が良さそうな徳井さんは彼のようなタイプを放っておけないのかもしれない。

ピース綾部さんも若手の頃から徳井さんのことを「先生」と呼び、親分のように慕っている。

福田さんの口からも「悪口を言わない」という言葉をよく聞く。

逆に、他の芸人が徳井さんの悪口を言う場面を見ることも少ない。(あいつはモテるムカつく以外で)

徳井さんのご家族も「優しい」「怒っているのを見たことがない」と言うように(※ラジオ)、内弁慶でもない。

 

しゃべくり007でさっしーこと指原莉乃さんがゲストで出てきた回は短い間にそのハンサムさと優しさが凝縮されていた。指原さんが泣いてしまい微妙な雰囲気になったとき、空気をガラリと変えたのがこの男である。

「ブスだよなー」と自分で自分に言いながらカメラに向けたキメ顔に心を撃ち抜かれた方も多いのでは?

 

面白くて男前で高収入。それなのに天狗にならず誰に対しても優しい。そりゃモテるはずである。

おそらくその優しさが逆に引き金となり、結構な数の女の子を泣かせてきたかもしれない。マンションのベランダから女の子が飛び降りようとしたって、一体何をどうしたらそんなことになったのか。(※今は懐かしいかま騒ぎ)

 

 

 

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高校の頃、バレー部の顧問の先生に「お前は才能に胡座をかいて練習をしない」と言われたらしい。(※ラジオ)

福田さんも当時隣で聞いていて「こいつ酷いこと言われてる!」と思ったらしいが、逆に言えば生まれ持ったもので全て補えちゃうチート体質なのかもしれない。

漫画やアニメでもよくいますね。なんでもできちゃうチートキャラ。主にスポーツ漫画に。

しかし、好奇心も探究心も旺盛でお笑いが大好き。同期や後輩のネタにも注目して面白いことを考えるのに妥協しない。

頑張るのは当たり前、の前にたぶんこういうことを努力とすら思っていないタイプです。しゃべくりやこんくらではっちゃけてる姿が先行するかもしれないが、根はいたって真面目で笑いにストイックだと思う。心の友セカオザも「同世代で一番仕事に真面目」と絶賛。お笑いのネタ作りも作家さんなどは一切介入しないらしい。

若い頃、一度お笑いの道から離れたときに路頭に迷い絶望したくらい本当にお笑いが第一な人。

才能もあると思うが、何も努力をしていないチートは存在しないということを肝に命じておいてほしい。

ただ、絵が下手という欠点があります(はいてない!)

 

こういうキャラクターは何かしら秘密や闇を抱えているパターンが多いですが、徳井さんもきっと何かしらあるのでしょう。

暗くて人見知りだと本人も随所で語っています。2016年の生放送のM-2グランプリでは、有吉さんや山崎さんなど事務所の芸人が多数いるなか硬直しているようにみえました。

ミステリアスな部分も非常に素敵ですね。

 

 

 

 

福田さん

 

1、一般人脳

チュートリアル福田さんをよく知らない人の世間一般のイメージはおそらくこうでしょう。「普通の人。面白くない。徳井のおまけ。」わりと知ってるという人も既述のイメージをお持ちかもしれない。何を!と反論したいところであるが、名だたる芸人仲間の評価も決して高いものとはいえないのである。最もかもしれない。変わったツッコミもしなければ一発ギャグもない。ネタを書いているわけでもない。

「歯ガタガタやないか」というツカミを、差し歯に変えることで勝負のM-1前に失わせた。酒に溺れて愚痴を言ったりもしていた。

徳井さんも「良い人そう」と言われすぎているのに疑問を呈していた。

 

ここまで聞いたらやっぱりやばいやつじゃと思うかもしれないが、お酒での失敗談が多すぎるので昔はお酒で人格が変わっていた節もある。

学生時代はわりと目立つタイプだったらしいが、そういう人は1人になると逆にメンタルが弱かったり虚勢をはってしまうことも多い気がする。

 

しかしお酒以外は、根は真面目で本当に普通の人。いくら売れても徳井さんが促しても周りの目があっても変わらなかった変われなかった超人である。

ドッキリ企画なのに、田舎言葉で喋るタクシーの運転手をガチで心配し、「あのおっちゃん人がええから成功しない」と赤の他人に異様なまでに感情移入していた。大都会東京に馴染んでいない地方出身のタクシー運ちゃんに、自分の姿を投影したのだろうか。

1週間板前修業するという企画(※仕事ハッケン伝)では「他の新人はまだ皿洗いや掃除しかやらせてもらえないのに、ポッと出の俺が包丁握らせてもらえるのおかしくね?」とテレビの権力をやんわり否定し、頼まれてもいない雑用を率先して行っていた。

1週間の終わりには、福田さんのひたむきさに新人の頃の自分を重ね心を動かされた料理長が涙を流した。(福田さんは当時37、8歳である)

料理長の人柄も相まって、一芸人が主人公の企画とはとても思えないほど感動した。私自身途中からこの人が芸人であることを忘れていた。

ポコパンにガンガン課金するくりぃむしちゅー有田さんに対し一切課金せず自力で挑んだり、バイク以外は無駄遣いをしない。

 

人気絶頂だったらしい頃に(インターネットを見る方ではなかったので当時のことはよく知らないが)、先輩芸人にいくら可愛い女の子を紹介されても交際はおろか会うことも断固拒否。

昨年結婚した相手も、年齢が同じ40代の一般女性である。

我が物顔が蔓延る芸能界で良くも悪くもごく一般人的な感覚を持ち続けている。

 

 

2、芸人として徳井さんの相方として

自分が出るくらいなら他の人に譲る意識が強すぎるので、目立つポジションに行くことは決してない。個人的なアピールが極端に少ない福田さんですが、ここが良いなと思う部分はもちろんたくさんあります。

 

しゃべくり007。

私もこの番組は興味のあるゲストが出ているときに観るので、福田さんを重視して観ることはほぼない。が、毎回観ていると福田さんのポジションがなんとなくわかってきた。

 

福田さんは誰も拾わないボケにも律儀に細かくつっこんでいる。テロップに載らないボケだ。もちろんそれに対するツッコミもテロップには載らない。

ゲストとのやり取りで他のメンバーがボケ倒すなか、急に真っ当な質問を投げかける。

...うん?普通に質問してるだけじゃん。と思ったそこのあなた。自分の好きな芸能人がゲストとして来たときにそのありがたさがわかる。

話のきっかけを作ったあとは、視聴者はすぐにゲストや他のメンバーに目が行く。某バスケ漫画の主人公もびっくりの、番組中ずっとミスディレクション状態である。大きな声を出したりよく笑う人。注目しなければそのくらいの印象である。

場面が変わるときに席に移動していたりマイクをつけ直していたり、もしかしたらOAにのらず、何もしていないとこちら側が錯覚しているだけなのかもしれない。

最近ではゲストが「この人の印象は?」などと質問されたときのオチ要員となることが多い。非常に不憫であるが、不憫キャラは必要だと思う。

番組の今の空気を壊さないように福田さんの代わりを誰にしようかと考えてみる。誰も思いつかない。

面白くない・つまらない、と言うのは良いが、何もしていないわけじゃない。本人も反省会という名のなぐさめあい会でも毎回しっかり反省しているそうなので、いてもいなくてもどっちでもいいと言う人はぜひともそっとしておいてほしい。

 

徳井さんの書くネタを本番前ギリギリでも何本か一斉に速攻で覚え、見ている側もよくわからないアドリブのボケにも瞬時に対応する。ネタのときはツッコミスキルと絶妙な表情作りを遺憾無く発揮する。福田さんは普通の人なのかもしれないが、あの日常とかけ離れたボケにはその普通さが合致する。

徳井さんの描く世界観を熟知し、信頼しているからこそなせるツッコミだと思う。

確かに、徳井さんの同期のブラマヨ小杉さんフット後藤さんのようなツッコミ芸人には決してなれない。歴代のM-1王者のツッコミ芸人の中でも技術、そして野心も劣る。

しかしDVDその他諸々観てみると、徳井さんへの【ツッコミ】のポジションは他の芸人にも務まるかもしれないが、徳井さんの【相方】は福田さんにしか務まらないなとわかってくる。

徳井さんはなんでも自分で決めたがるタイプだそうなので(※徳井さんの家族がラジオで言っていた)、そういう点でも、見るからに受動的な福田さんはたぶん相性がいい。徳井さんの方向性や価値観につっこむことはあっても、完全否定するような発言は聞いたことがない。相方は色恋沙汰が多そうなのに、ネタを売ったり執拗にいじったりすることもない。もし福田さんが我が強すぎる人だったら、それこそ方向性の違いなどで破綻していたかもしれない。

 

あと、福田さんは人の話を聞くのが得意。

ラジオで徳井さんが「ふーん」や「へー」と一辺倒な相槌を打つのに対し、福田さんはどんな話でも興味津々で聞いている様子が音声だけでもわかる。「うんうん」とか「ほんま?」とか、ちゃんと君の話聞いてるよ感がひしひしと伝わってくる。そしてどんな話でも基本的に肯定してくれる。話をする人は気持ちよくなるだろうなと思う。

普通は耳から入った言葉は頭で一度内容を整理して返答するが、福田さんは耳から入ってきた言葉をそのまま耳で返すらしい。(※徳井さん談)

何も考えずに相手の話を聞き入れ同意をするというのは、簡単に見えて意外と難しい。これを無意識にできる福田さんはどんなキャラの人とでも同じテンションで喋ることができると思う。

あとは女性芸能人と話すときも下心などを全く感じられないため(あったらあったで大問題だが)安心して見ることができる。

『有田と週刊プロレスと』では、長年他の番組を一緒にやってきたが初めてくりぃむしちゅーの有田さんに褒められたらしい。

 

 

個人的には福田さんが進行をして徳井さんが茶々を入れるという構図の方がしっくりくる。

関西ローカルのビーバップハイヒールや昔放送していた黄金伝説なんかはまさにそうだった。暴走する徳井さんを止める常識人。やりすぎというくらい徳井さんがボケ倒すときもあったが、福田さんはレシーバーの如く全てを拾っていた。

ネタ番組やコンビで何かをするという番組に代わりひな壇番組が主体となっている今では致命的だが、大勢のなかに入った途端何をすれば良いのかがわからなくなるほど、対徳井さんへのツッコミに特化しすぎているのかもしれない。

相方を入れ替えるドリームマッチには番組の趣旨に反し、特に組みたい相手がいない状態で出たという裏話をしていた。

 

 

3、趣味のことになると饒舌

バイク好きならMotoGPという番組をご覧になった方は多いと思う。

この番組での福田さんはそれはもうイキイキしている。ハイテンションすぎてうるさいくらい。そのハイテンションすぎる姿に賛否も分かれている。

バイクレースに詳しくないから何を話しているのか内容はさっぱりだけど、あまりにニコニコしているのでもういいやとなる。ここはホームだからいいけれどアウェーで語ると高確率で周りが引くか呆れる。

(くりぃむ上田さん\\しゃべくりでもそのくらい喋ろ//)

進撃のハンジさんが巨人について熱く語っている姿を想像したらわかりやすいと思う。

 

あとこの人は料理も好きです。

たまに料理番組や料理コーナに出るけど、特別な食材も難しい調理工程も一切出てこない。高確率でキャベツを使う(ような気がする)。一人暮らしの若者もすごく真似しやすいと思う。

 

黄金伝説では、サバイバル料理とは到底思えないような見た目も華やかな料理を次々と作っていた。貝だけで1週間生活で、ハンバーグが食べたいと駄々をこねる徳井さんのために特製貝バーグを作る様子は非常に健気であった。

少々脱線するが、黄金伝説のチュートリアル出演回はどれも過酷な挑戦とかサバイバル生活とかいうコンセプトを微塵も感じさせないくらいのほほんとしている。せいぜい、眠い!見たことない食材を使って料理するの楽しい!くらいにしか思っていなかっただろう。夫婦みたいとか茶化されるようになったのも多分この番組の影響が大きい。

制作側ももっと緊迫感ある映像を撮りたかったはずである。

 

あと、私は特に手フェチではないのでよくわからないが手が綺麗と言われるそう。しゃべくり007でも手タレになれと言われてたな。

それを知ってからは料理しているとつい手に目が行ってしまう。

確かに、ゴツゴツした男らしい感じではなくスラーっとした感じで綺麗である。

 

 

 

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徳井さんが特殊な道しか選べなかった人なら、福田さんはいたってごく普通の人生を送れた人。

徳井さんが新境地を開いていろんなことに挑戦していく人なら、福田さんは自分にできることだけを地道にコツコツやっていく人。

両親ともに公務員で兄は関大。お茶の間で流れるチャンネルは大体NHK

たぶん徳井さんのことを面白いやつだということを初めに発見し、徳井が面白いからという理由だけで一切お笑いをかじってこなかったごく普通の青年がお笑いの世界に飛び込んだ。

そこまで心を突き動かした徳井さんもすごいが、それだけで就活を捨て自分の親にも内緒で芸人になろうと誘った福田さんもおかしい。おそらく福田さんも相当な変人。

長年徳井さんの世界観を近くで見てきて、読書も好きなそうなので、本人ができないと思いこんでいるだけでネタを書いたりもできるんじゃないかと思う。やる前に塞ぎ込むか後ろに下がろうとする性格だと感じるので、徳井さんが「やればできるのにやらない」と言うのも最もである。

 

 

最初の方で述べたように、福田さんはNSCに通っておらず正式な同期が1人もいない。あれだけ芸人が数多くいる中でタメ口同士で話せる芸人は相方である徳井さんと、仲良しのレイザーラモンRGくらいである。

なので徳井さんの同期である大阪NSC13期(ブラマヨ次長課長野性爆弾)の輪の中に入ってもどこか疎外感を感じてしまうらしい。

いつもニコニコしているわりに芸人界では孤独な人間。だから男なのに女子会の方に行っちゃうのかもしれない。

 

 

福田さんはおそらくインターネットをほとんど見ていないので、応援の声も心ない声も一生本人に届くことはない。

 

ーーー 

ちなみに徳井さんが独身、福田さんが既婚者だが、徳井さんは専ら小沢さんと行動を共にしている。お互いのTwitterinstagramにも度々登場する。

結婚だけが幸せじゃないよねと考えさせられるが、まず徳井さんとは境遇が違いすぎるため考えるだけ無駄だった。

福田さんは徳井さんの結婚式で、西野カナの『私たち』にのせてチュートリアルのVTR的なものを流したいそう。新婦や親族完全無視である。しかし、「徳ロス」たるものが起こって全国の徳井ファンがショックを受けるかもしれないので、65歳くらいまでは結婚しないよう勧めている。どこからがネタでネタじゃないのかがわからない。

 

福田さんが結婚したとき『イケメンの徳井を差し置いて』というような内容の記事もあったが、なんとなく福田さんが先に結婚するだろうなーと感じていた。そもそも徳井さんが、福田さんの結婚を先に見届けてからじゃないと結婚できないと言っていたような。

それにしても福田さんは夜に近所のスーパーを徘徊したり、1人スターバックスが好きだったり、専業主婦かとつっこみたくなる。

 

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余談になるが、チュートリアルが進む道に迷ったとき、救ってくれたのがたむけんことたむらけんじさんである。M-1優勝後も福田さんが電話で最初に報告していた先輩。

獅子舞のイメージがあるが、関西ではサングラスをしておらず髪も下ろしている姿が普通。

チュートリアルとのエピソードは良い話が多いのに、Googleで検索すると初めに「実業家」と書かれているのがなんとも言えない。

 

 

 

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おすすめコンテンツ

 

地上波の番組はこちらが勧めなくても、ぜひ好みのものを見てほしい。というよりは、コンビの醍醐味がわかる番組は現在地上波には皆無に等しい。

関西ローカルのビーバップハイヒールチュートリアルブラマヨが隔週で出ているが、普通に教養番組として面白い。

 

ものすごくコンビでの仕事に凝っているわけではないので、ピンの番組も普通に観ます。

特に今夜くらべてみましたが好きだけど、観ようとした直前にホンマでっかTVとどっちを観ようか迷う。

水曜9時は日テレに徳井さん後藤さん、フジテレビにブラマヨの2人という同世代芸人の謎の縁(火花)がある。

もっと言うと、月曜日10時は日テレにチュートリアル、フジテレビに後藤さん、TBSに吉田さんという...

 

 

まあそれはさておき

 

ここではあくまで『チュートリアル』というコンビが堪能できるもので、現在も手軽に入手できるものを教えたいと思う。 

 

 

キョートリアル

みんな大好きキョートリアル

KBS京都で土曜22時から1時間放送されているローカルラジオ。他の地域でも何局か時間を短縮して放送。

オールナイトニッポンなどのように生放送ではないしおそらく複数本録り。リアルタイムと情報が遅れているのは茶飯事。

毎回人数は2人のみ。でゲストは「何回記念」のときくらいにしか来ません。福田さんが入院中のときは高校の同級生が何人か来てたりもしていた。

福田さんはMBSラジオの『アッパレやってまーす』にゲスト出演したとき、スタッフの多さとスタジオの広さに驚いたらしい。

 

 

なぜラジオから?顔見えないじゃんとなるかもしれないが、自然体の2人がわかる第一の手段。

初めて聴く方は、漫才をしているときやバラエティーに出ているときの2人のイメージと全然違うので混乱するかもしれない。

どこか懐かしさ漂うHPにはいろいろコーナーが紹介されているが、基本はリスナーからのメールを読んで話を広げていくスタイル。

メールの内容は質問だったり恋愛相談だったり他の芸人の情報だったり猫だったりバイクだったり。

全て平和なメール。

 

誕生日や季節の変わり目や月の初め、事あるごとに「時間が経つのが早い」などと言う。

こちらまで焦燥感に駆られる。

 

 

〈内容〉

2人がリスナーを巧みなトークで笑わせるというよりは、2人が楽しそうにしゃべっているのにリスナーが付き合うという方が合っているかもしれない。

ファミレスで隣の席の人たちの会話が聞こえてくる感じのあれです。

 

福田さんがよくしゃべる。井戸端会議のおばちゃんのようにしゃべる。

徳井さんは、学校から帰ってきた子どもが学校での出来事を嬉々と話しているのを聞いている親のような感じ。他のどの番組よりもオフっている。テンションが高いときはよく話すしボケまくる。そのボケも古かったりマニアックだったり、私は元ネタがわからないことが多い。

 

毎回ラジオの初めに一言留守番電話を入れるという謎のシステムがある。

徳井さんと福田さんが週交代で行うが、家の電話さながらにボソボソしているため上手く聴き取れないことが多々ある。

OPトークが盛り上がるとそれだけで20分くらい行っちゃうときもある。

一応メールを元に話を進めるけれど、だいたい途中から全く関係のない話に脱線。

ひどいときには話題が一区切りついて新しいメールを読んだ後も、メールを読む前の話題を引きずることもある。

 

具体例で言うと、徳井が面白いと言ったからという理由でそのドラマを福田さんも観始めたときは、登場人物の誰に感情移入するかというトークをメールの内容関係なくしていた。

Nintendo Switchを購入し、2人ともゼルダにハマっていた時期には何週間か続けてゲームの進み具合などの話。1回で15分くらいぶっ続けでゼルダの話をすることもあった。1時間放送のうちの15分なのでだいぶ長い。先述した「メール読む前の話題を引きずる」にもこれが当てはまる。

 

そしてこれが最も避けたい事態。

一度地元トークや思い出トークに入り出したら終わりである。「あの店が・あいつが・あのときは」話題が膨らむときりがなくなる。次のメールを読む時間が限られてくる。

もはや「誰がわかんねんこれ」すら言わなくなってきた。

テレビで当事者だけが盛り上がっている様子をよく「内輪受け」と呼ぶが、これはもう内輪受けを超えた何かである。

でも、「学生時代の心に残る思い出とかって、色褪せないものなんだな...」と聴いているこっちまで感慨深くなる。結局この時間も好き。

 

バイクの話をし始めても終わり。昔は興味なさそうに話を聞き、暴走する福田さんのストッパーだった徳井さんも、バイクの免許をとってからはめきめきとバイクの知識が増えていった。私も初めこそ何語かわからないワードが次々と飛び交っているように聞こえたが、無免許なのにどんどんバイクに詳しくなっていく自分が怖い。

 

福田さんが結婚するまでは独身トークが主であった。他の芸人が結婚を発表するたびにやばいやばいと言っていた。そのやり取りも最終的にあまり焦りを感じられず面白かった。

福田さんが結婚してから既婚者特有のトークが増えるかなと思っていたけれど、想像していたよりも話題に出ることが少ない。奥さんにとめられているのかなんなのか。

 

稀有なのかはわからないが、HP上には徳井さんの妹さんが不定期更新するミニラジオもある。バックナンバーがあるので第1回から最新回まで聴くことができる。

徳井さんの母や福田さんの母、徳井さんの祖父までもゲストで登場した回がある。

「2人の結婚相手はどんな人がいいか」トークはカオスだった。

 

 

自由奔放で身内ネタも多く、何を話しているのか本気でちんぷんかんぷんなときもあるが、不思議な魅力があるラジオ。

興味がある方は自己責任で聴いてみてください。

 

メールは比較的読まれやすい(と思う)。たぶん初投稿だとなおさら。

住所を書いておいたらメールが採用されたとき家に特製ステッカーが届きます。プリントされているのは2002年のままのビジュアルの2人です。サザエさん方式。ラジオブースで話す本人たちは歳をとっても、ステッカーの中の人物が歳をとることはきっとずっとないでしょう。

 

 

2002年にスタートしすでに15周年を迎えている。特にお祝いなどはせず完全スルーであった。本人たちも気がついていないのかもしれない。

放送回数は800回を超えている。

ラジオと言えども何気に長寿番組。

 

 

 

● 2006年のM-1グランプリ

チュートリアルが優勝した年のM-1グランプリ
2001年のM-1ダウンタウンの松本さんに実質的には最低点数をつけられ、漫才恐怖症になった2人。その後も毎年出場するも準決勝止まり。2005年のM-1のバーベキューネタで妄想漫才を披露するも結果は5位。

迎えた2006年の舞台。2003年に優勝したフットボールアワーや決勝の常連・麒麟など強者が揃うなか、番組史上初の完全優勝を成し遂げた。結果発表のとき、審査員のモニターが全て【チュートリアル】という文字に変わる瞬間は鳥肌もの。
予選のネタは冷蔵庫。決勝のネタはチリンチリン。

 

冷蔵庫・チリンチリンは説明不要と言うか、見たことがない人は無の状態で見てほしいので内容は割愛する。

自転車のチリンチリンだけであれほど話を壮大にさせるのは純粋にすごいと思う。

 

ネタ以外の部分に注目して観てみると、全編通して終始クールな表情の徳井さんとニコニコな表情の福田さんの対比が面白い。

漫才に全く関係のない場面で、そのクールな顔の徳井さんがニコニコな顔の福田さんをふとした瞬間に見たあと、わかりやすく表情がゆるんでいる。

特に表彰式に入ってからがとてもわかりやすい。

 

 

 

●ライブDVD

ネタも楽しめコンビの空気感もわかる最短ルート。

単独ライブツアーの模様をVTRまで全部観ることができる。

 

福田さんが後ろを向いて笑ったり、徳井さんが自分のボケに自分で吹き出すのはデフォルト。徳井さんがアドリブで福田さんを本気で笑わせに行く。福田さんがたくさん笑うときのネタは他のネタより面白いなと感じるのが不思議。

中川家の礼二さんが、ネタを見ると仲が良いのがわかると言ったのは同意した。

過去のDVDを観ていると、大袈裟ではなく、ネタをしているときが本当に一番楽しそうだなと感じる。

 

名前は全部一緒。チュートリアリズム。1、2、3、4がある。

1はM-1採る前の2005年くらい

2はM-1獲った直後くらい

3は2009とか10年くらい

4は福田さん退院後の2012〜13年くらい

 

2015年のライブ・チュートリアリストは、残念ながら大人の事情により円盤化していません。

どれから観てもOKですが、やはり1から順番に観るのがおすすめ。チュートリアルに限らず、芸人やアーティストのライブDVDはなるべく古いものから順に観ます。1つの物語っぽく感じられ、歴史を振り返ることができるからです。

 

以下、ネタバレしない程度に好きなネタを紹介します。

 

〈漫才〉

ドンドンダーンやデベデベなど、福田さんがおそらく口の中を枯らして頑張っている1のシンガーソングライターが好きです。たまにテレビで披露するけど、DVDだとより一層フリーダム。

 

2のきゅうりのネタはいろいろと衝撃的。徳井さんの顔が歴代1、2位を争うくらい怖い。いなす感じの福田さんの表情の作り方も上手い。とりあえずテレビでは絶対できないネタ。きっと野菜農家から苦情が来る。

チリンチリンのネタときゅうりのネタを見たらチュートリアルを思い出すようになってしまった。

 

3では画期的な構成の漫才(?)を観ることができて、4では福ちゃんが細くなっています。

 

〈コント〉

チュートリアルは漫才のイメージがあると思うけど、コントも好きです。

お気に入りは『鳥将軍』系列の電話コント。

福田さんの元に意味不明な電話が何回もかかってくるという内容。徳井さんは声のみの登場。途中明らかにボケが投げやりだろって箇所もあるけどそこもまた面白い。

内容が好きなのは4。30分ほどあり長いが、今までで1番30分間を短く感じました。

福田さんがよく素で笑っちゃっているのが3。

メインのハイテンション店長よりも、3と4に出てくる脇役のパティスリータナベの方が普通に鬱陶しいし怖い。

 

2の『東大阪宇宙センター』は昔こういうこと言う人いたなーと懐かしくなるネタ。

2人が幼馴染だということを頭に入れて観るとなおのこと微笑ましい。

 

コントではみんな大好きヨギータも見ることができます。

  

 

ほのぼのしたり、よく考えるとオチが怖かったり、理解に苦しんだり、ネタの内容はさまざま。

徳井さんはやっぱり女装したがる傾向にある。

あとこれは漫才コントに限った話ではないが、徳井さんは福田さんを持ち上げるだけ持ち上げておいて最後には落とすネタをよくする。

 

ーーー

チュートリアルのDVDはVTRがカオス。

ざっくり言うと

デートしたり恋愛ソング歌ったり大の大人がおつかいをしたり特典映像がただの旅行だったり様々。

徳井さんがかっこつけるだけの映像は、なんだか途中から無性に腹がたってくる。かっこいいからこそなにか腹がたつ。

福田さんが1人酒をするだけの映像は、途中でお酒を飲むのをやめさせたくなる。そりゃあの生活を続けてたら不健康にもなるよ...

 

本当になにがしたいのと思うほど意図がわからない映像もある。

あと、携帯電話やパソコンの変換履歴はこまめに消そうと誓いました。

 

 

それにしても、芸能人の昔のDVDと今テレビに映っている姿とを見比べるとなぜか切ない気持ちになりますね。

たぶんレンタルすることもできるので、気になった方はぜひご覧ください。

 

 

 

⬛️

 

 


※思いの外長くなり、中盤の内容が思いの外重苦しくなったので、すっ飛ばしても全然OKです。

 

コンビについて

 

純粋に笑いたい・面白ければ仲なんてどうでもいいと言う人もいるかもしれない。確かにそう。私も自分が笑えるかどうかが第一である。まず、本当の仲なんて本人たちにしかわからないし。

 

でも、スポーツ漫画を想像してみてほしい。

主人公の所属するチームは和気藹々がベースで、たまにギクシャクしながらも成長していくという方がベタだけどやはり安心して読み進められると思う。

逆にいくら最強で百戦錬磨とはいえ、コート外ではお互い蔑み合って冷めきったチームだったらなんか切なくなる。そういうチームが出てくる漫画もあるが、仲良くしてほしいと思ってしまうし、物語が進むにつれ良い感じになっていくのが大半である。

 

いざとなったらガチッと息のあった掛け合いをするのもビジネスライクでかっこいいが、面白さに加えて醸し出す雰囲気が和やかだと見ていて楽しくなるし、少なくとも嫌な気分にはならない。

ここらへんはもう価値観の問題。

 

あと、関係性を頭に入れてネタや番組を改めて見ると尚のことじわじわくる。発言やエピソードトークに対しても「あー」と変に納得がいくのである。頭のなかで辻褄が合うというか。

特に、ラジオに限っては予備知識がないと本当に話についていけない。

 

 

 

この2人の関係性やコンビ仲についてはいろいろな意見がある。

 

「本人もコンビ格差とか言ってるし、ほとんどピンでしか見ないから仲悪いんじゃ」

と思っている方は間違い。

確かに徳井さんの方がこの仕事に向いているかもしれないし露出度も高いが、そのことを福田さんにひけらかすこともなければ福田さんを卑下することもない。いつでも対等な立場で接している。

福田さんもコンビ格差云々はもうネタとして昇華しつつある。そのコンビ格差も徳井さんが憎いとか腹たつとかそういうことではなく、徳井さんのことは尊敬していてそれに反する自分の不甲斐なさに情けなくなっているように見えた。その結果お酒にぶつけることになるのだが...

2007年の情熱大陸を観てもわかるように「編集したら徳井の出演時間のほうが長い」とスタッフに言われても「最初から徳井だけかと思っていた」とすでに達観ぎみ。

 

近年は機嫌よく毎日コンビでいられたらいいの一点張りなので、つまりはそういうことである。徳井さんが地方で司会をする番組にしきりに出たがったり、徳井さん出演のドラマを観ていたりもする。

 

 

かと言って

 

「昔からずっと仲良しだよね」

と思っている方も半分合っているけど半分間違い。

時効なのかなんなのか、最近はコンビ間に亀裂が入っていた時期についても赤裸々に告白するようになったからだ。

 

 

ーーー

ラジオにしろライブにしろロケにしろ、視聴者がいるのに関係なく2人で盛り上がる傾向がある。

それもそのはず。2人は幼稚園からの幼馴染。

予備校まで学校が一緒である。自動車教習所も同じ。

 

〈幼稚園〉

幼稚園入園前に徳井さんが左京区に引っ越す。

このとき左京区に引っ越さなければ今のチュートリアルはなかったかもしれない。

〈小学校〉

呼び名は徳井さんがとくっちで福田さんがふくっち。

ちなみに初代たまごっちはまだ発売されていない頃。

福田さんは芸能界に入って初めて「福ちゃん」と呼ばれたそう。

ラジオで徳井さんがとくちとふくちだったと訂正していたらしいが、はっきり言ってどっちでもいい。

 

放課後一緒にギャグを考える。単語を書いたマグネットを缶のペンケースに無数に貼った。単語を叫ぶたび2人で笑っていた。

「サンダー、バック手巻き寿司(若手の頃ネタの中に無理やりこのワードを盛り込んだら会場がシーンとなったらしい)など」

3年生でクラスが分かれ、そのペンケースをクラスのみんなに見られた徳井さんはおかしい人だと思われたしい。

 

伝説のジェロニモキン消し事件。初めて徳井さんが福田さんに激怒した。

 

うさぎちゃんの耳というオリジナルソングを作成。

 

小2のとき福田さんは『徳井くん』というタイトルの作文を披露。実家に残っている。作文の終わりが『僕にとって徳井くんは背が高くて鼻のでかい友だちです』

〈中学〉

3人グループで仲が良く、徳井さんはもう1人とも仲が良かったが、福田さんはその人は嘘つきだから嫌いだったらしい。

 

写生大会のとき、福田さんは通りすがった徳井さんの当時の彼女に突然「絵下手!」と言われて腹が立った。(コンビのこととは全く関係がないが面白かったので)

〈高校〉

徳井さんは同級生と赤とんぼというコンビを組み文化祭で漫才を披露。

福田さんはそのとき、みんなの前でよくできるなくらいにしか思わなかったらしい。

〈予備校〜大学〉

予備校入学と同時期に徳井さんが高校の頃の同級生に勝手に履歴書を送られ、半ば無理やり(どの番組で話すときも徳井さんはこれを強調している)NSCに誘われチューイングを結成。

そのときの福田さんの反応が

俺が1番仲良いのにどうして(※A-Studio)

「浮気ですよ!」(※徹子の部屋)

と嫉妬むき出しである。

徳井さんもそれをひしひしと感じていたらしく、当時の構図を「嫁(元相方)と愛人(福田)」と例えたりしている。

 

勉強はしなかった。河合塾は集合場所で、他の友だちとともに炒飯持ち寄ったりゲーセン行ったり。

 

高校の終わりから大学の初めの方まで

喫茶店で5時間ほど話し、家に帰って電話で話し、また会いたくなってドライブ。週10くらいで会っていた。1週間は7日である。

お互いの彼女に「私と徳井くん(福田くん)どっちが大事なの」と訊かれる。

このエピソードはよく聞くが、本人曰く何一つ盛ってないらしい。

 

元相方が彼女と結婚したいと言ってチューイングを解散。すぐに福田さんが芸人に誘って徳井さんは快諾するもうやむやにしたまま大学生の途中で急に疎遠になり、手紙を送ったりもう一度誘い直したりしてなんだかんだでチュートリアルを結成します。

 

 

幼馴染と言っても実家が隣同士などではないためずっと一緒にいたわけではないだろうし、特に福田さんは今からは想像がつかないほどイケイケだったらしいため、結構他の友だちがいたと思う。でも細かい思い出をいろいろ覚えているあたりは、本当に仲が良かったんだろうなと感じる。

相手の好きなものや考えていることを当てる系のクイズはお手の物。お互い高確率で当てることができるが、たまに外しまくるときは主に徳井さんがすごく落ち込む。

 

 

こんな感じの長い付き合いが、コンビを組んで武器にもなったし足枷にもなったんだろうなと。

 

徳井さんと福田さんは結成後も当然仲良くしていくものだと思っていたらしい。

しかし、だんだんとお笑いコンビはプライベートではほとんど会わないし話さなくなることを発見する。吉本だとそういう風潮が強くあったらしいのでなおさら。この辺が真に友だちから相方に変わった瞬間かもしれない。

 

2005年のM-1で5位になったとき、 徳井さんはブラックマヨネーズの作家につこうかと考えた時期もあると何年後かに話していた。

2006年に念願のM-1優勝を果たしたあと、福田さんが酒に溺れていたときは相当ギスギスしていたらしい。2007〜10年頃ですね。

関西から東京に進出し、売れっ子で休みも少なく露出も異常だったため、おそらくはまっていた人も多いと思う。特別好きでなくともテレビで何度かは見かけたことがあるだろう。なので知っている人もいるかもしれないが、この当時の出演番組やネタはどれもすごく仲が良く見えるから末恐ろしい。特によしもと無限大などのコンビでのトークの様子は、誰が観ても「普段も仲良いんだろうなー」と勘違いをしてしまうかもしれない。

不満・苛立ち・不安・焦り。いろいろな闇の心情を抱えながらも、あの寸劇を繰り広げていたのかと思うとやはりプロフェッショナルである。

俺物語で猛男と砂川がしていたラップチューや、ポッキーゲームまがいのことを普通にさせられていた。

 一時期の謎の仲良し売りはどう見てもやりすぎ感が否めなかったし、そういうのはアイドルに任せた方がと思ったのも事実であるが、これも根本の信頼関係があったからこそ振り切ってできたのかもしれないと思うと余計虚しく感じる。

 

そうは言っても純粋に楽しそうだったり屈託のなさそうな笑顔も見られるので、たぶん私が気にしすぎである。まずこの2人がそこまでの演技派とも到底思えない。

 

 

当時の映像も徳井さんが酒豪の福田さんを心配している様子がひしひしと伝わる。なにせ福田さんはお酒が特別好物なわけではなく、お酒で記憶をなくしたいという状態に達していたからである。お酒がないと夜も眠れなかったのだ。
周りにはライバルコンビがたくさんいるなか、徳井さんはコンビで頑張らないといけないこともわかっていた。昨夜飲んだお酒のにおいを翌日も残していたり、定期的に「お酒の飲みすぎは〜」と言ってたりもしていたので、福田さんがいつかは身体を壊すこともなんとなく予測していたかもしれない。

それでも決して酒やめろ!と本気で怒ったりしたことはなく、逆に酒飲みキャラに合わせると提案するあたり(※黄金列伝、極上空間)、甘いとか温厚というよりは悟りに近かったのではないか。

なにせ喧嘩という喧嘩はジェロニモキン消し事件くらい。本気でキレたり怒鳴ったりして衝突したらそれこそチュートリアルが終わりだと感じていたのでは。

しゃべくりに嵐の二宮くんが出た回で、二宮くんが「極論1回喧嘩したら終わり。喧嘩して切磋琢磨していく人たちじゃない」と発言していたが、チュートリアルもそれに当てはまると思う。

しかもこちらは2人。仲介役もいないので何かあったら修復しようがない。

コンビの均衡を崩し切らない徳井さんなりの最大限の対応の仕方だったのではないか。

徳井さんと肩を並べることを捨て向き合うことから逃げることしかできなかった福田さんも酷なら、それを本気でとめられなかった徳井さんも酷。

 

 

相手のことを熟知しているのは、お互いを知る期間や打ち合わせの時間が省けてきっと楽。その対価として、これは言ったら駄目だという禁句や境界線も痛いくらいにわかるので言えないことも積もっていくのだろうなと。

徳井さんも強く物を言えないもどかしさはきっとあったはず。というか今も言わないもしくは言えないだけで、いろいろと言いたいことはあるはず。

 

 

結局福田さんはお酒をやめられないまま急性すい炎にかかる。

最悪な2011年の幕開けの仕方だったと思う。

徳井さんの当時の心境は「そりゃそうなるわな」(※黄金列伝)である。

この軽い一言に徳井さんの性格の全てが詰め込まれているような気がする。

あのときああしていれば良かったこうしていればは良かったはあとになって考えてもどうしようもないが、どうやっても喧嘩する道だけは選ばなかったと思う。

 

福田さんが病気後に過剰飲酒をやめてから徳井さんは平穏な日々を手に入れた。とともに仲良くなったらしい。

友だちから相方になり、おそらくコンビという枠に囚われすぎて元親友だということを忘れていた2人。福田さんは思考がすっきりして仕事をすることのありがたさと同時に、仲の良かった地元のツレと漫才やトークをすることの楽しさを再度実感することができたのでしょう。

 

楽屋でも普通に話すようになったらしく、何年かぶりに徳井さんはプライベートで福田さんを誘って2人でツーリングをしたり、同じツーリングのグループに入ったりもした。

こんな感じで仕事のパートナーを経て今はまた幼馴染の友だちに戻っているそう。

まあそうでもなければ、 福田さんは徳井さんに婚姻届の保証人になるよう頼んだり、徳井さんはプロポーズの後押しをしてその様子をスマホで撮影したりはしないはず。

 

 

徳井さんのぶっ飛んだ発言の大半はネタであり確信犯なのでもはや「またか」となるが、 

2010年のドリームマッチで、フット後藤さんが福田さんのことを「最悪の相方」と言う漫才の台詞(あくまでネタ)をなくすように提案したり(※フット後藤さん談)

街中で退院直後の福田さんの姿を見かけたとき、福田さんが出てきた飲食店に引き返し、店員さんにお酒を飲んでいないか確認したり(※ノンスタ石田さん談)

といったエピソードは本人の口からは決して出てこないのがグッとくる。優しさライセンス一級である。

 

あと、徳井さんはちょくちょく福田さん出演の番組を見ている旨の発言をする。だいたい「時間が空いてたから」と言う。

アメトーーク』のじゃない方芸人を観たらしく、頭叩かない云々の話題に対し「叩いてる!」とラジオで直々に抗議していた。その話題が翌日ネットニュースになっているのも見たらしい。その他のエピソードについても「盛ってる!」と意見していた。

YouTubeに上がっているRGツーリングクラブの公式動画を視聴したときには「面白くない!」と一刀両断していた。

たまに寝顔も撮ったりしてtwitterで公開していた。

 

ここまで見ると徳井さんが福田さんに世話を焼いているように思えるが、福田さんが引っ張る側に立つことも稀にある。

若手の頃、高所恐怖症の徳井さんがいつまでもバンジージャンプをとべずにいたとき、見かねた福田さんは代わりにとんだ。すでにあたりは真っ暗でカメラにも映らなかったらしい。

橋の上から川に飛び込むという直前では、徳井さんが座り込んで意気消沈しているときに福田さんが「一緒にとべば大丈夫」と鼓舞していた。

基本パーフェクトヒューマンな徳井さんが本気で弱っているときは福田さんが率先する立場に回る。

一度徳井さんにコンビを組むように誘ったが、お互い行動力がなく数年間宙ぶらりんになっていた。手紙を出したり電話をかけたりしてコンビ結成の決定打を決めたのが福田さんなので、本来は福田さんの方が積極的な性格なのかもしれない。

 

徳井さんは2011年にバイクの免許を取得したが、単純に考えるとコンビで趣味が被る=キャラ被りである。キャラクターを場面によって使い分ける徳井さんはノーダメージだと思うが、福田さんにとっては最大のトーク源までもを簡単に徳井さんに吸収されたことになる。実際、バイク雑誌の表紙もあっという間に先に飾られている。

にも関わらず、福田さんは一緒にバイクトークができるようになってむしろ楽しそうであった。徳井さんも、大会やバイクレーサーについてどこで知識を得ているのかというくらいには詳しい。

それでいいのかと思ったが、それでいいのだ。

(徳井さんは近年なかなかの頻度でナポリタンを作ったり、ラジオでも調味料を揃えたりしていると言っていた。さすがに福田さんにはこの領域は何があっても死守してもらいたい)

何かあればネタに走りがちな徳井さんに対し、福田さんは至極素直。たぶん何も深く考えずに言っているので、本人もすごいことを言っているのに気がついていないし特に照れもしない。黄金伝説のサイバイバル生活だったり昔のよしもと無限大を観させてもらったときは本気で言っているのかと驚愕する場面もある。率直すぎてこちらが恥ずかしくなるので私がここに書けない。

 

博多華丸・大吉の大吉さんが東スポで『この芸人の取扱説明書』というコラムを書いていた。2011年にチュートリアルについて語った回がある。そのなかでコンビ仲についても言及していた。

 よく「コンビ同士は仲が悪い」などと言いますが、仲の悪さを取り上げる番組もたまにあるので、冷や汗ものの告白です。実際のところは、本当に仲が悪いコンビは実在しません。もちろん、プライベートは全く別というところはザラですが、それは昔、仲が良すぎた時の反動で、仲が悪いというよりは、普段はしゃべる必要がないほど仲が良いということです。そんな世界において、2人は幼稚園の時から現在までずっと一緒という、類いまれな幼なじみ。もはやコンビという関係性すらも超越していることでしょう。遠慮なく、同じ楽屋に放りこんでください。タタミ一畳のスペースでも、この2人なら大丈夫です。

 

いくら芸歴を重ねても利害関係が生じても、完全な仕事のパートナーになり切れないのがチュートリアルというコンビだと思う。コンビとしてそれが最良なのかと言われたらたぶん違うのかもしれない。純粋にお笑いコンビとしてぶつかり合うことを実質放棄しているようにもとれる。

相方の気持ちを無視してやっていくくらいなら、相方の気持ちを尊重してマイペースにやっていこうというスタンス。だから福田さんは徳井さんだけが求められていても笑ってスルーし徳井さんのやりたいことを黙って見届け、徳井さんもそんな福田さんを下に見ることは決してしないし多くのピンでの仕事を引き受けることができるのだと思う。つまり何が言いたいかというと、結果的に2人とも優しい。

そう考えると最近の密着や過去回想系の番組での発言も、なるほどなと首を縦に5回くらい振ることは容易い。

コンビとしての危機もあり仲違いもあり、一周回った結果が深イイ話での密着のときの徳井さんの言葉。

 

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お酒も入っていたし単に話の流れで言っただけなのかもしれないが、さすが本人、チュートリアルを簡潔に体現しているなと。

わざわざ長々しく考察しなくても良かったかもしれない。

 

 

1年前くらいにラジオで解散コンビの話題になったとき、「片方がやめると言ったらしょうがない」的なことを話していた。

応援してくれている人がいる、関係各所に迷惑がかかる、コンビの仕事ができなくなる、とかは一度全部放っておいてお互いの気持ちを優先すると思う。

このコンビが解散することは今この瞬間に地球に氷河期がくるくらいには確率が低いと思うが、万が一そうなってもするっと受け入れたい。

 

 

 

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今まで「〜である」や「〜だと思う」みたいな堅苦しい言葉を使っていましたが、敬語で書いた方が落ち着くことに今さら気づきました。ここからはずっとですます言葉を使います。

 

 

とりあえず一通り書きたいことを書き終えましたが、長さに引いた人もいると思います。

 

さて、ここまで読んでくださった方に

「この記事を書いた人は昔から応援している人なんだろうな」

と思った方はどのくらいいるでしょうか。

 

 

実は、私がチュートリアルを好きになったのはここ数年の間です。

下積み時代を詳しく知らないのはもちろん、なんならリアルタイムで2006年のM-1グランプリも観ていません。(もしかしたら観たかもしれないけれど記憶にはない)

 

それなのにこんなに偉そうに語りやがってと、上を見て私自身思います。

よくテレビを観る方だったので、本格的に好きになる前もチュートリアルという芸人はもちろん知っていました。2011年くらいにしゃべくりを観ていたときに母が「この人(福田さん)細くなったよねー」と言っていたのをなぜか覚えています。

それでも特に好きでも嫌いでもなく【興味】から1番離れた【どうでもいい】という存在でした。

それからしばらくして。

好きになったきっかけはYouTubeの動画です。ドラマチックさのかけらもありません。

オンエアバトルで披露したおはぎのコントをたまたま観たのが最初ですが、それも「面白い!」ではなくて「(特に左の人)セリフ棒読み」が第一印象でした。

それなのに、妙に気になりました。

そこからは早かった。

DVDを借りてみたり、出演番組を観てみたり。生活の中心というほど極端ではありませんが、好きなのは変わらず今に至ります。

 

なぜ昔の情報をそんなに知っているんだと疑問に思った方。

まずはWikipediaを見たり、ラジオを聴いてみたり、1番はこれが大きいですが過去のTV番組の動画を焼いたりして保存している方に観せてもらったりいろいろです。反則スレスレの方法が多いです。

 baseよしもとに通っていた方々が羨ましい。

 

 

今をときめく若手芸人はたくさんいます。そういう人を好きになったら、「この人たちこれから先どうなるのかなー」というワクワク感があり楽しかったかもしれません。

それに、同世代やちょい下の世代には他にも面白くて、なおかつコンビ揃っての露出も多い芸人もたくさんいます。

チュートリアルのコント動画の前に、他の有名な芸人のネタの動画も何個か観ていました。しかし、詳しいことを知りたいと思ったのはチュートリアルだけなので、1番好きだというのはこれからも揺るがないと思います。

 

 

そしてつい最近、800回記念のラジオに占い師の方がゲストで登場していました。

徳井さんは『ピンの仕事の方が上手くいく』、福田さんは『コンビでやっている意識が強い』という占いの結果が出たときは、つくづく「とんでもないコンビに興味もったな自分」と再認識しましたが、それもひっくるめて笑えてきました。

本当に、一度何かに対して熱烈に興味を持ってしまうと盲目になるんだなと実感しています。

 

 

 

 

ここまで書いておいてあれですが、チュートリアルの最近の言動には絆を感じるのと同時に雲行きの怪しさも感じます。今までを振り返って、仕事が好きで、お笑いが好きなのもわかった。しかし、これからどうしていきたいのかや具体的な将来のビジョンについては一切語らない。

このまま漠然となんとなくやっていくのかなと、視聴者ながらどこか不安。そこが良さでもあるんですが。安定期といえどもなあなあになりすぎたら駄目なような気がします。

徳井さんは福田さんに不満や愚痴をもっと言ってもいい気がするし、昔のDVDのようなイキイキさをもう一度みたい。福田さんはバイクについてニコニコ語っている姿もいいけど、お酒を飲んでいたぶんの時間まで面白いことを考えてほしい。

 

 

来年には20周年を迎えますが、これからもテレビの前でいろいろなチュートリアルをみてみたいです。

 

 

 

⬛️

 

 

 

初記事なので 文脈や編集その他諸々おかしかった部分があると思います。

そして見返すととても長いし文章が拙いし上から目線。ここまでお付き合いしてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

 

 

それでは最後にこちらをお聴きください。

 

 

チュートリアルで『Boy meets Boy』(作曲:小室哲哉、作詞:チュートリアル)

※流れません。